自分のケア(書籍)

兄弟姉妹の精神疾患・精神障害で困った時、自分自身のケアに目を向けたいとき、助けてくれる援助職の方たちの生の言葉が知りたい時、そんな時に役立つ(かもしれない)本をいくつか、こちらでご紹介いたします。
※中の人が個人的に読んだ著書を、中の人らしい感想でオススメしています。
※読みたい!購入希望!という場合はタイトルや著者で検索して下さい(アフィリエイトではないので購入へのリンクは割愛しております)。


書籍
著者:伊藤 絵美
つらいと言えない人がマインドフルネスとスキーマ療法をやってみた。
人のために一生懸命になって動いたり、助けたりするのに、そんな人に限って自分を助ける事ができない。「辛い、助けて」の一言が言えない。
成育歴・持って生まれた性格、様々な要因で不器用な大人が出来上がっていきます。
でも、もし辛い思いをしてるなら、その不器用さは自分で矯正していくことが可能かもしれません。
「誰か」のことばかり考えて生きてきた自分を、「自分で自分に注目して興味を持って、いつも観察する自分」に変えていくための様々なワーク(療法)が掲載されています。
事例に出てくる男性・女性、特に男性のエピソードは最後はハッピーエンドとなり、人の心の成長を目の当たりにした感動が胸いっぱいに広がります。
私もどちらかというと、自分より人!となりがち。年を取ってきてだいぶ「自分が一番大事」と思えるようになったけど、もうちょっと補強したいからこの本を手に取ってみました。
レーズンエクササイズ、時間がたっぷり取れる時にやってみたいです^^