アスペルガー症候群(漫画)

兄弟姉妹の精神疾患・精神障害で困った時、自分自身のケアに目を向けたいとき、助けてくれる援助職の方たちの生の言葉が知りたい時、そんな時に役立つ(かもしれない)本をいくつか、こちらでご紹介いたします。
※中の人が個人的に読んだ著書を、中の人らしい感想でオススメしています。
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漫画
著者:野波ツナ、監修:宮尾益知
旦那さんはアスペルガー
発達障害の一つアスペルガー症候群。
出会いから、結婚、出産、子育て、マイホーム購入、別居などの流れを、旦那さんのアスペルガーの症状と照らし合わせながらの奮闘記が描かれています。
家族、友人、恋人、会社の人、あれ?なんかおかしいな、これってアスペルガー体質なのかな?と思いなんでいるようなら手に取ってみてはいかがでしょう。
アスペルガーの特徴、どのように周りに不具合が出てしまうか、対処法などが奥様の視点で描かれています。
症候群までいかなくても、「個性」の範疇であれば周りに似た傾向の方がいるかも?その際、自分の考えややり方を押し付けるのではなく、対処法を知って付き合っていければ、自分も少しずつ楽になっていけるのかもしれません。

 


漫画
著:沖田×華
毎日やらかしてます。アスペルガーで、漫画家で
著者の沖田×華(おきた ばっか)さんは、アスペルガー(AS)学習障害(LD)注意欠陥多動障害(AD/HD)を持つ「おとなの発達障害」。
ギャグタッチ+勢いのある構成なので、発達障害の著者のエピソードを笑いを交えつつ思いっきり興味をそそられつつ完読できました。
やらかしが本当にすごい、、こだわりや、実際に失敗したこと、様々な発達障害をご当人の具体例で説明されているので、とても分かりやすいです。
勉強のために読む、というより、世の中には個性の範疇でも発達障害な方はたくさんいて、私も何かしら持ってるとは思う。
多様性を理解して、自分がより生きやすくなるために、そして単純に面白いマンガだから、、そんな感じに読んでみるといいかもしれませんね。
この「やらかしシリーズ」他にも単行本がたくさん出ています。
また同著者の漫画で「透明なゆりかご」は、NHKでドラマ化されている名作です。